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マレーシアのオリエンテーリング大会(WRE)に出場した【オリエンテーリング/マレーシア遠征記】

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はじめに  大学生の時に、レジャセンでアルバイトをしていた。その時レジャセンで働いていた近藤さんから、11月に外務省の国際交流か何かの一環でシンガポールのオリエンティアが来るから、働きつつオリエンテーリングを教えるのを手伝ってほしいという話があった。ちょうど卒論を八ヶ岳で書いていたこともあり、その申し入れを受けてレジャセンでバイトをした。  スケジュールは安曇野で開催されるクラブカップの前の1週間八ヶ岳でオリエンテーリングをして、そのあとに全日本スプリントとクラブカップに参加するという行程だった(はず)。シンガポールからやってきたのは確か4人。英語があまり得意ではないのでうまくコミュニケーションをとることがなかなか難しかったが、とても興味深い話を聞くことができたと記憶している(何が興味深かったかといわれると……記憶が定かではない部分が多数あり難しい)  そのあと、2019年にはAsJyocの開催が日本であり、もう一度シンガポールからやってきたオリエンティアのほか、たくさんのアジアの選手団を受け入れることになった。AsJyoc運営は過酷を極めたが、当時見たアジア各国の若手の選手の姿、清泉寮や清里の森を中心にした素晴らしい会場、フラワーセレモニーと表彰式に各国の国歌、バンケット……どの景色を振り返っても素晴らしい記憶として今でも強く思い出すことができる。  学生の時は金がなく、社会人になってからすぐはあまり海外に対しての意識が弱く、あまり世界のオリエンテーリングに目を向けていなかったが、社会人になってある程度時間がたち、お金もそこそこ余裕ができて、私的な時間の作り方も今の仕事に慣れてうまくなって、かなりの時間を余暇に充てられるようになったのが最近である。なので、別に記事を上げる(まだ記載中)WOC遠征に行くことができたし、もっと海外のオリエンテーリングを体験していきたいと考えはじめた。  IOFのイベントカレンダーには、世界各国で開催されるオリエンテーリングのWREが掲載されている。仕事が比較的手すきになりやすい11月あたりに何か手ごろな大会はないだろうかと調べていると、カレンダー上に忽然と光る「Malaysia」の文字が。2019年には各国から集まってくれたアジアの選手たち。今回は自分がそっちに行ってアジアの大会の空気を味わうのもいいかもしれないなと思い、いろいろと予